「喫茶去 (きっさこ)」の意味するものは

お茶の席で使われる禅語喫茶去 (きっさこ)

禅僧趙州の言葉です。

時々床の間のお軸で、この言葉を見ることがあります。

「まあ、お茶でも飲もう」と、

忙しければ忙しいほど、そこで深呼吸をして、まず一服のお茶を飲むことの大切さを語っているのですね。

その時ふわっと暖かい気持ちになり、活力が蘇り、前に進む気持ちになるものです。

どうぞリラックスしてくださいと、
もてなす側の相手に対する深い思いやりの心の表れなのですね。

丸窓と廊下