たしなみの言葉19「とりもつ」

今日もご訪問くださいまして、ありがとうございます。

今日は「とりもつ」をお送りします。

前回の「とりなす」と似ているように見えますが、

実は違いがあります。

「とりなす」は、仲違いしている間柄の両者にアクションを起こすことでしたが、

「とりもつ」は、両者の関係性が悪いわけではない場合にも使います。

まだ出会ってない二人を引き合わせたり、

今のところ二人とも関心がないかもしれないけれども、

将来きっとよきパートナーになるだろうと、

よい間柄をつくる橋渡しをすることを指します。

「とりなす」は、仲裁や調停、和解の場合に使いますが、

「とりもつ」は、仲介する場合に用いますね。

どこかの集まりに参加したとき、

きっと二人とも将来お互いにいい関係になりますよと、

和の仕事をなさっている方を紹介されることがあります。

そこで思わぬ出会いをいただき、

その方とのご縁を大切にしていると、

素晴らしく発展していくことがありますね。

逆に、私の講座で出会ったお二人が

いつの間にか互いに交流を深めていらっしゃることも多くあります。

とても嬉しいことです。

それぞれの良さが引き合い、お互いが発展されていくことは、

素晴らしいことです。

人と人とのご縁は、不思議なものです。

「とりもって」くださった方をいつも感謝できる自分でありたいものです。

そして、よいご縁を「とりもつ」

人に喜ばれる愛のキューピットでありたいものですね。

サツキ


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