「今夜は腕によりをかけてお料理を作るから、
是非遊びに来てね。」
と、電話やメールこの言葉を受け取ったら、
心がワクワク浮きたちますね。
ホテルなどの外食でお客様をもてなすことが多くなった昨今ですが、
自宅で手料理でもてなすことが新鮮に響き、しかも親近感を覚えますね。
お互いが膝を交えて、一層親密にに、しかも温もりの中でともに
時間を共有できる幸せを感じます。
「腕によりをかける」の
「より」とは、「縒ること」「撚ること」です。
数本の糸をねじり合わせて一本の強い糸をつくることです。
この「よりをかける」は、ご馳走をつくるときに使うのが大方ですね。
「一生懸命」や「気合を入れる」の意気込みを
「腕によりをかける」と表現するのは、面白いですね。
大事な人のために、
「腕によりをかけて」
お料理をつくりたいものですね。