三間道路と川面の光は心の安らぎ

Q:現在の話で、すぐ思い浮かぶことは何かありますか。

ーガラスに反射する光と川面に当たる光の反射の具合は違う

ここのところは三間道路でいいけども、
だいたいガラスが嫌いですから、ガラスに直接にあたって反射してくる光と、川の上の水面にあたった光の曲がり具合とか、まったく違うでしょ。

ー高い建物を見て生活するのと三間道路の目線で生活するのとは違う

月島はまだいいけど、勝どきのほう、晴海でもいいですよ、新しいまち。
建物そのものはいいにしても、だいたいがあちこち言うと、上を見て歩きすぎる、建物が高いから、自分の目線とか、三間道路の目線で生活するということが少ないですよね。
何だか知らないけど、口あいて上のほうばっかり見ているから、そういうのが嫌いだと。
そういうことを言うと、何も話にならないだろうけど。

 

ー川面に映る光の反射は心に安らぎを与えてくれる

それはどういうことから感じるかというと、水面に写る光の反射具合、あれには荒い時もあるけど、凪いでる時とかもあるけど、あれには心に安らぎを与えると、それが水面に反射する光だと。高層ビルのガラスから直接やってくる、あんなものは大嫌い。それからドライだと。

それと雷、落雷のときに高層ビルの間に行ってみてくださいよ。音。光もそうだけど、あの音のやかましさ。ガンガン響いて。あれ、三間道路、ここにはないですからね。やかましいのはみんなどっかいっちゃうんだから。それが段々顕著になってきたんですね。

 

Q:落ち着かない?

うん、まあ、それは時代だから、そういうことなんでしょうけど、まあ・・・。

ここがどうなるか難しいけれど、やっぱり街全体がドライになったということです。

言葉を悪くすれば、殺伐としているということだよね。で、面白くないと。そういうふうに思います。

 

朝潮運河の夕日

黒野さんへのインタビュー  9/10(インタビュアー志村先生)
(2018.5.27)


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